ファイルを拡張子ごとにサブフォルダーに仕分ける

共有フォルダー、~/ダウンロード、~/ドキュメント フォルダーにファイルをどんどん置いて行くと何のファイルがあるのか分からなくなり整理が大変になります。せめて拡張子毎にディレクトリを作成して、自動で振り分けてみるスクリプトを作成してみました。

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ファイル名の数字の桁数を揃えたい

連番のファイル群を参照する時に、ソートが意図した通りにならなかった事は無いでしょうか? 1 の後は 2 3 と連番になって欲しいけれど、1 の後が 10 11 .. 、2 の後が 20 21 … となってしまう。ls コマンドは、あくまで文字コードの順番でソートされるので数字の番号を意識してくれません。しかし番号の桁数を1 -> 001 や、10 -> 010 と揃えれば、文字コードの順番に番号が連番にソートされるようになります。しかしこの手のファイルはディレクトリに沢山あって手動で1つずつ変更するのは手間がかかります。今回はいくつかのパターンに対応したファイル名に含まれている番号の桁数をそろえるスクリプトを紹介したいと思います。

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rmコマンドで ファイルをゴミ箱に移動

ファイルマネージャを使ってファイルを削除するとファイルはゴミ箱に移動して、ゴミ箱を削除しない限りデータは残っています。しかしrmコマンドを使ってファイルを削除すると完全にデータは削除されてしまいます。trash コマンドは、指定したファイルをゴミ箱に移動してくれるのでうっかりファイルを削除してしまっても安心です。

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Cockpitでサーバ監視

Cockpit は、Linuxシステムのサーバ管理用WEBインターフェイスです。Cockpit を利用することで、システムの状態やログを確認したり、サービスの起動停止、アカウントの作成、パッケージのアップデートなどがWEBインターフェイスから行うことができ、コマンド操作に不慣れな人にとっては、Linux システムの管理や運用が楽になります。またWebターミナルも実装しているので、ブラウザーがあればsshでログインした時と同じように操作が行えます。

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UbuntuでSlackを使う

社内コミュニケーションツールとして、Eメール、掲示板、グループウェアなど多くのツールが利用されてきましたが、最近利用者が多くなってきたのは、チームコミュニケーションツールまたは、コラボレーションプラットフォームと呼ばれているチャットツールではないでしょうか?それらの双璧をなすツールといえば Slack と Microsoft Teams(以下 Teams) です。

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オンライン会議、テストではChromiumを使う

Linuxユーザであれば、標準ブラウザーとして Google Chrome(以下 Chrome) か Firefox を使っている人が多いかと思います。ブラウザーの同期機能を利用すれば、ブックマーク、履歴、パスワードなどが、Linux、Windows、スマフォ上とプラットフォーム関係なく利用できます。しかし最近オンライン会議中に、ディスクトップ画面を共有してブラウザーの画面をみんなに見せる機会が増えています。他人に見られたくない履歴やブックマークは誰にでもあると思います。またテストでブラウザーを使いたい場合、個人使用とテスト用のブラウザーを分けたいと思うかもしれません。
Chromium は、主にGoogleによって開発とメンテナンスが行われているオープンソースのブラウザーですが、Chrome や Microsoft Edge(以下 Edge) ブラウザーは、Chromiumのコードに機能を追加してリリースしているので、Chrome と Edge と同じように動作、レンダリングされるので違和感なく使えます。

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Ubuntu ファイル名変換ソフト FileRenamer

多くのファイル名を特定の形式に変更したい場合、ファイルマネージャを開いて一つ一つのファイルを個別にクリックし変更を加え、次のファイルと変更するか、mv コマンドで history を参照しながら1つ1つ変更しますが、非常に面倒な作業です。本稿でもファイル名を変更するスクリプトを紹介していますが、Linux 初心者にはたった1回の為にスクリプトを書くのは敷居が高いかもしれません。
FileRenamer は、複数のファイルまたはフォルダの名前を一括して変更することができるツールです。FileRenamer は単に正規表現を使ってファイル名を変更するだけではなく、以下のようにさまざまな変更オプションが用意されています。特筆すべき点として、名前、拡張子毎に変更オプションを同じように設定でき、さらにリネーム後のファイル名を、項目設定する毎にダイナミックに確認できることです。

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Ubuntu で動画配信 OBS Studio

OBS(Open Broadcaster Software) Studio(以下OBS)は、各種配信サイトに対応しているオープンソースのライブ配信ソフトです。ライブ配信のソフトは沢山ありますが、おそらくシェア1番のソフトで、普段みなさんが視聴しているYouTubeもOBSを使って配信されていると思います。また Linux版となると OBS くらいしか選択肢がありませんが、Windows, Mac ユーザが多くの解説記事を書いてくれているため、本読者であればライブ配信ならOBS1択でしょう。ライブ配信といえば、ゲーム配信、顔出しの情報配信、PCの画面配信、歌配信などが思い浮かびます。TVゲームなどのHDMI出力のゲーム機であれば、HDMIのデータをUSBに変換する数千円の「HDMIキャプチャーボード」という物を購入する必要がありますが、それ以外はPC備え付けのカメラがあれば、大半のライブ配信がこのソフト1つで行えます。対応サイトもYouTube Live、Twitch、ニコニコ生放送など主要配信サイトに対応しています。しかしいきなり YouTuber になるのは気が引けます。今回は、ビジネスにも使える Zoom との連携方法を紹介したいと思います。

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ログをチェックして特定の文字やエラーが書き込まれていたらメール送信

システムやアプリケーションに障害が合った時に真っ先にログを確認すると思いますが、常にログを監視していなければ障害が発生したかどうかは分かりません。システムログを監視する方法として、ファイルの末尾を表示する tail コマンドを使ってファイルを監視する方法があります。しかし常に見ているわけにはいきません。tail コマンドを使って、管理者に何か通知するスクリプトを紹介したいと思います。

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Ubuntu の ディスクトップ、ホームディレクトリを整理

organize は、ユーザのディスクトップ、ホームディレクトリを整理してくれるコマンドツールです。Linux 上で作業をしているとバックアップファイルやダウンロードしたPDF資料、画像など、もう必要としないファイルがホームディレクトリに溜まっていきます。organize は、python で書かれたコマンドで、設定にマッチしたファイルを移動、削除、ゴミ箱へ移動してくれるツールです。設定も対象ディレクトリ、拡張子、ファイル名の前方、後方一致、作成日など細かく設定できクリーナップ前にクリンナップされるファイルの一覧を表示させる事ができるため。誤ってファイルを削除してしまうことを避けることができます。

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