rpm は、配布元ディストリビュータの正当性を証明するためにパッケージに電子署名がなされています。配布元が定かでない rpm にトロイの木馬やウィルスが含まれている可能性もあります。
ユーザが正規のディストリビュータが配布したものだと認識し安心してインストール出来るようにこのような仕組みがなされているのです。
apt
ダウンロードしてきた SRPM をビルドする
前回記事 展開したファイルをコンパイル (configure, make) 出来ない
SRPM とは、RPM パッケージを作成する事が出来るソースパッケージです。SRPM の中には、ソースコード、パッチ、構築手順を記した spec ファイル等が含まれており、SRPM をインストールし、spec ファイルをパラーメータにビルド (rpmbuild)を行うとディストリビュータが配布している RPM パッケージと同等の物を作る事が出来ます。
展開したファイルをコンパイル (configure, make) 出来ない
前回記事 圧縮されたアーカイブファイルが展開出来ない!(ソースコードを自分でコンパイルした時のトラブルシューティング)
configure を実行すると何らかのエラーが出力され途中で止まってしまいコンパイル出来ない。コンパイル出来ないからお目当てのソフトウェアがインストール出来なかったなんて経験みなさんあると思います。
圧縮されたアーカイブファイルが展開出来ない!(ソースコードを自分でコンパイルした時のトラブルシューティング)
前回まで、パッケージとパッケージ管理ツールについて説明してきたが、実際 Linux 上で作業をしていて問題に直面した時、どのようにパッケージと付き合っていけば良いかトラブルの例を上げるので一緒に解決していきましょう。
rpm を手動でインストール
パッケージ管理ツールがどのような操作を自動で行ってくれているのか1つずずパッケージをインストールして順を追って解決していきましょう。
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パッケージ管理ツールとは
新たにパッケージをインストールしようと思った時、以下のメッセージが出力されて
パッケージをインストールする事が出来なかった経験は無いだろうか?
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