Google 日本語入力 Mozc

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Mozc は、「Google 日本語入力」のオープンソース版で、名前の通り Google の日本人エンジニアが作成しています。 Google 日本語入力は、Windows、Mac OS、Chrome OS、Android で提供されており、 インターネット上から自動的に語句を収集して辞書を生成し、予測変換機能・タイプミスに対しての「もしかして機能」を実装しているが、 mozc は、Mozcプロジェクトが作成した変換辞書が利用されています。これは、語句を収集するアルゴリズムをSEO対策に利用されない為 このような実装になっています。

Mozcは、Ubuntuで標準にインストールされています。 画面右上のキーボードアイコンをクリックして、[入力メッソド]->[Mozc]を選択する事により Mozcを使用する事ができます。

キーボードアイコンが表示されていない場合は、 システム設定から「言語サポート」をクリックします、「言語サポートが完全にインストールされていません」と 表示が出るので「インストール」をクリックします。パスワード入力後、ダウンロードとインストールが始まります。 言語サポートの一覧で「日本語」が一番上になっているのを確認し「システム全体に適用」をクリック、再度パスワードを入力します。 一度ログアウトして、ログインしなおすとキーボードアイコンが表示されるようになります。

Mozc には辞書を追加する機能があります。Google 辞書をキーに検索をすると、ネット上には沢山の辞書が配布されていますが、 今回は郵便番号を住所に変換する辞書をインポートしてみます。 以下の URL より辞書ファイルをダウンロードします。

$ unzip zipcode_j_mzc.zip

展開すると2つの辞書ファイルが含まれているので好みに合わせてファイルをインポートします。
・zipcode_j_3_4.txt
郵便番号がハイフンでつながれた123-4567の形式で入力し変換する辞書
・zipcode_j_7.txt
郵便番号がハイフンなしの7桁の数字1234567の形式で入力し変換する辞書

画面右上のキーボードアイコンをクリックして、[Mozc Tool]->[Dictionary Tool]を選択して辞書ツールを起動します。 [管理]->[新規辞書にインポート]より辞書ファイルをインポートします。

郵便番号を入力するだけで住所の入力が行えるようになります。

その他、手書き入力も可能です。

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