FreeOffice は、ドイツの SoftMaker Software GmbH 社が開発しているオフィススイートです。 FreeOffice には、ワープロ(TextMaker)、スプレッドシート(PlanMaker)、 プレゼンテーショングラフィックス(Presentations)が含まれています。 FreeOffice は、Webページで「FreeOffice のようにMS Office の文章の書式を失わずに開ける相互運用性を実現している他の無料のオフィススイートはございません。」
と宣言しているように、私の手元にあるMicrosoft Office で書かれたドキュメントを開いてみましたが、 レイアウトが崩れることがなく忠実に表示されていました。
Ubuntu では、デフォルトのオフィススイートとして LibreOffice が採用されていますが、 FreeOffice は、LibreOffice より少ないメモリで起動するため、
非力なPCで使用するには最適です。 その他、Android 対応では、LibreOffice がビュアーのみ対応なのに対して、 Android版のFreeOfficeは、ドキュメントの編集が行えます。 しかし日本語が非対応であるため、改善を待ちたいところです。
起動時に ps コマンドで VSZ(仮想メモリ)、RSS(物理メモリ)を足した値を確認
FreeOffice TextMaker 起動時 : 667.75MB
LibreOffice Write 起動時 : 1561.18MB
FreeOffice のダウンロードは http://www.freeoffice.com/ja/download より行います。
名前、国、メール を入力すると、ダウンロードパッケージを選択する画面が現れるので .deb インストールファイルを選択します。
ダウンロード後、Ubuntu ソフトウェアを起動してインストールを行います。
インストール後、Dashのホーム検索よりfreeoffice と入力してFreeOfficeを起動します。
プロダクトキーの入力が求められるので、ダウンロード時に入力したメールアドレスに送られてくる プロダクトキーを入力します。
その後、ユーザ情報を入力すれば使用する事が出来ます。
TextMaker には、デフォルトでEPUBファイルへの変換機能が実装されている。