トラブルシューティング


コマンドによるトラブルシューティング

今までの解説でネットワークの設定方法は理解出来たと思います。 しかし設定は完了したし、LANケーブルは繋がっている、もしくはWi-Fiの接続は出来ているけれど、 外部のネットワークに繋がらない。ローカルのサーバにはどうやらアクセス出来るようだといった事がよくあります。 そんな時は、接続先のLANケーブルが抜けていたり、外部のインターネットに接続されている途中の機器に障害があるかもしれません。 では、どうやってその障害となっているポイントを見つければ良いか解説していきます。 先ほど設定したIPアドレスは、IPネットワークの経路を辿り接続先に到達します。 現在、自分のIPアドレスがいくつなのか、ネットワークの経路設定が何処ようになっているのかipコマンドで確認出来ます。

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linux ネットワーク関連 コマンド 新旧比較一覧

今まで紹介してきた、NetworkManagerやip,tracepathコマンドは、最新のCentOS7、Ubuntu16.04には 標準でインストールされていますが、比較的に新しいコマンドの為、 古いシステムでは、これらのコマンドが存在しません。しかし、ネットワークの疎通確認の方法は 昔から変わりません。以下の表が以前デフォルトでCentOS、Ubuntuで採用されていたコマンドとの比較表です。
出力結果が若干異なりますが、使用方法は同じです。

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パーティションを切る前にパーティションテーブルを保存する

Windowsインストールし直したり、他のディストリビューションインストールし直すと、GRUB のOS選択画面が表示されなくなることがあります。これは、各インストーラがGURBのデータが書き込まれている、マスターブートレコード(MBR)と呼ばれる、ディスクにおける先頭セクタのデータを書き換えているためこのような事が起こります。

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データ漏洩を防ぐ (USB内のデータを完全に消去)

最近、データを手渡しで渡す場合、USBメモリを良く使うのではないでしょうか?受け渡しが終わるとUSBメモリ内のファイルを削除して、また新しいデータを入れてデータの受け渡しを行う。しかしUSB内のデータは見かけ上削除されていますが、データはまだ残っており、データ復旧ツールなどを使えば削除したデータを復旧出来る可能性があります。USBメモリを使ってデータを外部の人に渡す場合、データの漏洩を防ぐ為にはUSBメモリのクリーンナップをする事をお勧めします。

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ログファイルの肥大化、喪失を防ぐ

ログファイルは、システムの状態をチェックして監視するためには重要なデータです。しかしシステムの運用期間が長ければ長いほど、ログファイルは肥大化していきます。知らない間にファイルサイズが大きくなっていき、ディスク容量が100%になり、サービスが停止して、リモートログインも出来なくなってしまう事もあります。

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ハードウェアが壊れて起動しなくなったLinux をハードディスクのデータを抜き出して仮想マシン上で起動

社内で使っていた共有サーバが起動しなくなった。HDD が壊れたのであれば、バックアップを取っていなければ復旧出来ませんが。HDD以外の機器が壊れたのであれば、HDDのデータを仮想環境に持ってくれば復旧することができます。

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failed; no link present. Check cable?

諸事情により NetworkManager を停止して CentOS を起動しなければならない案件があり、NetworkManager を disable にして起動したら、起動時にネットワークインターフェイスが上がらないという問題に直面した。

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壊れたRPMのデータベース(DB)を修復

前回記事 rpm パッケージの設定ファイルを初期の設定に戻したい2

rpm パッケージのインストールを繰り返しているととまれに rpm のデータベースが壊れる事がある。パッケージインストール時にマシンが落ちたり、rpm コマンドがクラッシュしたり、フリーズしたり理由はいろいろあるかもしれないが、以下のメッセージが出力され続けるとパッケージの削除もアップデートもままならなくなる。

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