Visual Studio Code(以下 VS vscode) は、マイクロソフトが開発した、シンタックスハイライト、インテリセンス、スニペット、リファクタリングなどの機能を持つソースコードエディタです。 マイクロソフトが開発していますが、ソースコードは GitHub で公開されており、Windowsはもちろん、Linux、Mac OS X 用のバイナリも提供されています。
今回は、Ubuntu 18.04 にインストールしたいと思います。vscode の deb パッケージは、以下よりダウンロードします。
https://code.visualstudio.com/
deb パッケージを選択するとダウンロードが促されるので、「ソフトウエアのインストール」を選択すればインストール完了です。
不幸にも、deb パッケージをダウンロードして、dpkg パッケージコマンドを使ってインストール失敗して、libgconf-2-4 パッケージがありませんよと表示された人は、「sudo apt –fix-broken install」コマンドを実行してインストールして下さい。
$ sudo dpkg -i code_1.27.2-1536736588_amd64.deb 以前に未選択のパッケージ code を選択しています。 (データベースを読み込んでいます ... 現在 165917 個のファイルとディレクトリがインストールされています。) code_1.27.2-1536736588_amd64.deb を展開する準備をしています ... code (1.27.2-1536736588) を展開しています... dpkg: 依存関係の問題により code の設定ができません: code は以下に依存 (depends) します: libgconf-2-4 ...しかし: パッケージ libgconf-2-4 はまだインストールされていません。 dpkg: パッケージ code の処理中にエラーが発生しました (--install): 依存関係の問題 - 設定を見送ります gnome-menus (3.13.3-11ubuntu1.1) のトリガを処理しています ... desktop-file-utils (0.23-1ubuntu3.18.04.1) のトリガを処理しています ... mime-support (3.60ubuntu1) のトリガを処理しています ... 処理中にエラーが発生しました: code $ sudo apt --fix-broken install パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 依存関係を解決しています ... 完了 以下の追加パッケージがインストールされます: gconf-service gconf-service-backend gconf2-common libgconf-2-4 以下のパッケージが新たにインストールされます: gconf-service gconf-service-backend gconf2-common libgconf-2-4 アップグレード: 0 個、新規インストール: 4 個、削除: 0 個、保留: 135 個。 1 個のパッケージが完全にインストールまたは削除されていません。 845 kB のアーカイブを取得する必要があります。 この操作後に追加で 8,050 kB のディスク容量が消費されます。 続行しますか? [Y/n]
ちなみに apt コマンドを使えば、必要なパッケージも同時にインストールされます。
$ sudo apt -y install ./code_1.27.2-1536736588_amd64.deb
「アプリケーションの一覧」を開くと vscode のアイコンが登録されているのでクリックして起動します。
起動すると、メニューが英語なので画面左真ん中の拡張ボタンをクリックして、検索メニューより Japanese と検索 「Japanese Language Pack for VS Code」を検索してインストールボタンをクリックします。vscode を再起動すれば、日本語化されます。私は普段 vi(vim) を使っているので、vim のエミュレーション「Vim emulation for Visual Studio Code」も合わせてインストールしました。