昔、絵文字は、日本の携帯電話の文化として使用されていましたが、携帯電話の機種依存により、送った相手の携帯では文字化けしたりしていました。しかし2010年、 Unicode 6.0 より[emoji]として正式に採用されてからは、世界中に広まっていき、スマフォはもちろん、パソコンでも同じ文字コードが使用されているので、送信先での文字化もなくなってきました。
今の Ubuntu 18.04 では Unicode 9.0 が実装されていて、初期設定なしで絵文字が使えるようになっています。日本語入力時、日本語入力システムのmozcが変換候補として絵文字を自動で表示してくれ、絵文字の入力が楽になりました。
しかし、そもそも絵文字にはどんな種類の文字があるのだろうか?スマフォであれば、入力時に絵文字ボタンを押せば、絵文字の一覧が表示されます。Ubuntu で絵文字の一覧をみて入力したい場合は、gnome-characters が便利です。
gnome-characters は、以下のコマンドでインストールして起動します。
$ sudo apt install gnome-characters $ gnome-characters
入力したい絵文字をクリックすると、「文字をコピー」ダイアログが表示されるのでコピーをクリックすると、「Ctrl+v」、「貼り付け」で絵文字が入力できます。