exiftool

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携帯やデジタルカメラで写真撮影を行うと、ほとんどの場合 JPEG ファイルとしてメディアカードに保存されます。 JPEG ファイルには、Exif(Exchangeable image file format)[エグジフ or イグジフ] メタデータが含まれており、 撮影日時、撮影機器、メーカー名、GPS情報、シャッター速度、フラッシュのON,OFF ..など、撮影時の情報が全て含まれています。


撮影日時は、写真プリント時の日付の刻印に利用されたり、GPS情報は撮影場所の特定などにとても便利です。 しかし、これらの情報が含まれた画像ファイルをBlogなどに直接アップしてしまうと、自宅や勤務先の場所が特定可能になり、 プライバシ的に問題があります。

exiftool は、以下のコマンドでインストールします。

$ sudo apt -y install libimage-exiftool-perl
Exif情報を参照する
$ exiftool input.jpg
Exif情報を全て削除
$ exiftool -all= input.jpg
GPS情報を全て削除
$ exiftool -geotag= input.jpg


タグ名を確認
$ exiftool -s input.jpg
          :
CreateDate: 2017:07:29 21:20:53
ModifyDate: 2017:07:29 21:20:53
DateTimeOriginal: 2017:07:29 21:20:53
          :

CreateDate: 写真ファイルが作成された日時(メモリーカードに書き込まれた日時)
ModifyDate: ファイルが最後に変更された日時
DateTimeOriginal: 撮影日時

$ exiftool -DateTimeOriginal="2017:11:07 12:00:00" input.jpg
$ exiftool -s input.jpg |grep -i date
          :
CreateDate: 2017:07:29 21:20:53
ModifyDate: 2017:07:29 21:20:53
DateTimeOriginal: 2017:11:07 12:00:00
          :

exiftool コマンドは一度に複数の画像ファイルをしてする事も可能です。
海外旅行時に、時刻設定を間違えて写真を取り続けた結果、全ての画像の日付、時刻がおかしいといのでまとめて直したいと いったニューズにも対応しています。

全ての時刻を1時間だけ進める。
$ exiftool -alldates+=1 *.jpg

3時間30分30秒時間を戻す
$ exiftool -alldates-=3:30:30 *.jpg

※ JPGE ファイルの他に、TIFF(Tagged Image File Format)「ティフ」 Exif を含める事が出来ます。 また RAW ファイルにも JPEG 拡張のデータが含まれているので、RAWファイルも扱えます。

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