AndroidとUbuntuの間でファイルのやり取りをする場合、USBケーブルを使ってファイルのやり取りをしていると思いますが、 AndroidとUbuntuをBluetoothでペアリングをすれば、USBケーブル無しでファイル転送が行えます。
殆どのスマフォやタブレットはBluetooth対応だと思いますが、サーバ機や古いPCではBluethoothが実装されてないので、まずはUbuntuをインストールしたPCがBluetooth対応であるか確認します。設定メニューを起動して「Bluethooth」のタブをクリックします。「Bluethoothが見つかりまでした」と表示されると使用PCにはBluethoothが実装されていません。その場合はUSBタイプのBluetoothアダプタが1000円くらいで売られているのでそちらを利用して下さい。
もしBluethoothがOFFになっているならONにします。Androidにも設定メニューに「Bluethooth」の項目があるのでONにします。
共にBluethoothが有効であればペアリング候補の一覧にデバイスが表示されるので、AndroidでもUbuntuからでも良いので接続したいデバイスを選択してペアリングします。
UbuntuからペアリングするAndroidを選択すると、Bluethoothペア設定コードが表示されます。
Androidにも同じBluethoothペア設定コードが表示されるのでペア設定します。
まずはAndroidからUbuntuにファイルを転送します。転送したいファイルを選択して共有ボタンをタンプします。共有するアプリの一覧が表示されるのでBluethoothを選択して、ペアリングをしたUbuntuを選択するだけです。ファイルは、Ubuntuの~/ダウンロード/に自動で保存されます。
UbuntuからAndroidにファイルを転送する場合は、設定の「Bluethooth」から行います。接続中のAndroidを選択すると、ダイアログが開くので「ファイルの送信」をクリックして、転送したいファイルを選択するだけです。Androidには、承諾要求のメッセージが表示されるので承諾します。
受信したファイルは、Androidでは内部メモリ直下のBluetoothディレクトリに保存されます。