Bitwarden パスワードはもう覚える必要なし

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日々増えていく会員登録したウェブサイトのユーザIDとパスワード。毎回同じものを使いまわしたりしていないでしょうか?同じものを利用していると、1箇所でユーザIDとパスワードが漏洩すると、そのデータを元に他サイトにアタックを仕掛けられてユーザIDを乗っ取られ最悪お金やポイントを送金されて盗まれてしまうリスクがあります。
最近どこのサイトでも、パスワードは数字を含めた8文字以上などの制限を設けているのでセキュリティ強度は高いので不正アクセスの心配は軽減されてきていますが、パスワードを忘れてしまうリスクは日増しに高まっています。

Bitwardenはオープンソースで開発されている無料のパスワードマネージャです。クラウドでパスワードを暗号化して保存し、複数のデバイス間で同期をしてくれます。暗号化されているので、盗まれてもそのまま使えませんし、Bitwardenの開発者たちも参照することはできません。

Bitwardenの利点としていかの項目があげられます。
・個人利用は無料で登録数の制限なし
・ブラウザから利用可能
・強度の高いパスワードを自動生成
・デバイス間での自動同期
・Google認証、メール認証などの2段階認証に対応
・クレジットカードの情報が登録出来る

ユーザIDとパスワードを紙、テキストファイル、エクセルファイルに保存している人はこの際移行してみてはどうでしょうか?

まずBitwardenを起動する前に、Bitwardenのアカウントを

https://bitwarden.com/

の「Get Started」からアカウントを作成します。ここで作成したアカウントのパスワードが覚える必要がある唯一で最後のパスワードになると思います。

ログイン後、画面右上のアイコンから「My Account」->「Options」の「Language」より言語を日本語に変更しておきます。もちろんウェブブラウザだけを使ってもよいですが、アプリだけの機能もあります。

起動するには「アクティビティ」画面で「bitwarden」と検索し、表示されたアイコンをクリックします。

ログイン画面が表示されるので先程取得したアカウントでログインします。新規アカウントは、「ファイル」->「新しいログインの追加」より行います。「名前」にはサイト、サービス名など項目が分かる名前を、ユーザ名、パスワードを入力して保存するだけです。パスワードは自動生成機能を使うのがお勧めです。ランダムで強度の高い難解なパスワードを生成してくれます。

新規サイト登録時に、この生成されたパスワードを毎回コピー&ペーストして登録すれば、パスワードを覚える必要が無く管理できます。「タイプ」をカードに変更するとクレジットカードの情報を入力するフォームが現れます。

最後に「ファイル」->「設定」より「クリップボードの消去」の消去を設定します。これはブラウザには無い機能で、コピーしたパスワードをクリップボードから削除する機能です。コピー&ペーストしたキャッシュデータは、次にCtl+Cをするまで残っています。SNSなどの間違った場所にペーストして投稿してしまうリスクも抑えられます。

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