パスワードを管理 KeePass

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インターネット上でサービスを利用する際のユーザ登録時のIDとパスワード設定は
必須になっていますが、IDとパスワードはどのように管理しているでしょうか? 忘れないように毎回同じパスワードを設定していては、何処のサイトでパスワードが漏洩した場合、 他サイトでも情報が漏洩して金銭的被害を受けるかもしれません。

KeePass Password Safe(以下 KeePass) は、サーバやオンラインサービスのID,ユーザ名, パスワードを安全に保存してくれる管理ソフトです。

KeePass は、パッケージ管理ツールのソフトウェアで「keepass2」と検索するか。 次のコマンドを実行するとインストールできます。日本語環境が入っていないので

https://keepass.info/translations.html

から日本語パックをダウンロードし
/usr/lib/keepass2/に保存します。

$ sudo apt install keepass2

$ unzip KeePass-2.38-Japanese.zip
$ sudo mv Japanese.lngx /usr/lib/keepass2/

起動後、Tools->options->Interface の「Force using system font(Unix only)」のチェックを外し、 「Select List Font」 より日本語フォントを選択します。 View->Change LanguageからJapaneseを選択すればメニューが日本語化されます。

ファイル->新規 より新規データベースを作成します。データベースを開く為のマスターパスワードを聞かれるので入力します。
※このパスワードを忘れると、登録したエントリー全てにアクセス出来なくなるので気をつけて下さい。
編集->エントリーの追加 より登録したいオンラインサービスのタイトル、ユーザ名、パスワードを入力して保存すれば登録完了です。 なお、エントリーを追加するとデフォルトで強固なパスワードが自動生成されるので、 それをそのまま利用しても良いです。

KeePass は、Linuxの他にWindows,OSXもサポートしているためLinux上で保存した KeePassのデータを他のOSでも参照する事ができます。 また、非公式ですが複数のAndroid,iOS版のアプリも公開されているため、 オンラインストレージなどにKeePassデータを保存しておけば、何処にいてもパスワード忘れに困りません。

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