データの簡単バックアップ Deja Dup

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パソコンが壊れてデータが取り出せなくなったり、重要なファイル、写真を間違って消してしまった経験はありませんか?パソコンのデータを守るためにはバックアップが重要です。定期的に重要なデータを手動でコピーしている人もいるかと思いますが、ツールを使って自動でバックアップすることにより確実性が上がります。macOSにはタイムマシン、Windowsにはファイル履歴というバックアップソフトがありますが、Ubuntuには、Deja Dup (デジャダップ)というバックアップソフトが標準でインストールされています。保存先として、ローカルのフォルダはもちろん、Googleドライブ、Amazon S3、Azure などのクラウドサーバや、Samba、sshサーバなどの外部サーバも保存先として指定できるので自前のパソコンのHDDが壊れても重要なデータは守られます。

その他、

  • バックアップデータを圧縮して暗号化できる
  • 復元時のパスワードが設定できる
  • バックアップデータを圧縮して暗号化できる
  • 保存期間が指定出来るので古いデータは自動削除される。
    などの特徴を備えています。
    Deja Dup を起動するとデフォルトでホームディレクトリがバックアップ対象になっており、
    無視するフォルダとして、ゴミ箱、~/ダウンロードが設定されています。
    保存先のドライブとフォルダの使用用途を考えながら無視するフォルダを指定してください。
    保存先はデフォルトでGoogleドライブ、Nextcloud、ネットワークサーバ、ローカルのフォルダが用意されています。
    ネットワークサーバの指定方法は、duplicity -h で確認できます。
$ sudo apt install -y deja-dup duplicity

deja-dup は、標準でインストールされていますが、
内部で使用されているduplicityコマンドはインストールされていません。

$ duplicity -h
   :
Backends and their URL formats:
  ftp://user[:password]@other.host[:port]/some_dir
  s3://other.host[:port]/bucket_name[/prefix]
  scp://user[:password]@other.host[:port]/some_dir
  ssh://user[:password]@other.host[:port]/some_dir
  azure://container_name

設定が終わったら、「概要」->「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップを行います。バックアップ完了後、「復元」を試して正しく復元出来ている事が確認出来たらスケジュールの設定をしましょう。

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