スマフォをLinux機のキーボードやマウスとして使う

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KiwiMoteは、Androidから同一ネットワーク内にあるPCのキーボードやマウスの操作を行う事が出来るツールです。今回はAndroidからUbuntuを操作する方法を紹介しますが、Ubuntu上で動かすAndroidからアクセスを受け付けるサーバはJavaで動きます。Java環境がインストールされていれば、WindowsでもmacOSでもAndroidから操作する事は可能です。前に紹介したKDE Connectでもキーボード、マウス操作は可能ですが、KDE関連のパッケージを多くインストールする必要がありますが、KiwiMoteはJavaがインストールされている環境であればファイル1つで環境を構築することができます。

Java環境がインストールされているのであれば追加インストールの必要ありませんが、javaをインストールします。

$ sudo apt install default-jre

直接的に影響はありませんが、アプリを起動すると以下のライブラリが無いと警告が出力されるのでインストールしておきます。

$ sudo apt install libcanberra-gtk-module

https://www.kiwimote.com/ よりKiwiServer.zipをダウンロードして展開します。

$ unzip KiwiServer.zip

zipファイルに入っていたKiwiServer.jarファイルを以下のように起動します。

$ java -jar KiwiServer.jar

起動するとアクセスするためのQRコードが表示されます。

次にAndroidのGoogle Play ストアからKiwiMoteをインストールします。アプリを起動して接続先PCのIPアドレスを入力しても良いですが、QRコードボタンをタップしてPCに表示されているQRコードを読み込むのが簡単です。

マウス、キーボードのアイコンをタップするとそれぞれの操作がAndroidから行えます。また、プレゼンテーション(PowerPoint)、ゲームのコントローラーも行えます。

その他、アプリごとのショートカットキーの操作画面も用意されていて、筆者はAndroidからUbuntu上のVLCの操作を行うことができました。

*VirtualBox上のUbuntuではマウスの操作が上手く動きませんでした。

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